「ジャパン・レジリエンス・アワード2023」にて優秀賞(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)を受賞しました。
同賞は次世代に向けたレジリエンス社会構築へ向けて、強靭な国づくりや地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、
製品開発等に取組んでいる先進的な企業・団体を評価し表彰するものです 。
受賞した背景
当社では、1993年に台風13号の大型台風が鹿児島県を襲い、瓦が飛ばされる被害が多発した教訓から全ての瓦を瓦桟にビスで1枚1枚留め、
さらに瓦同士を防災フックで連結するなど、台風に負けない屋根の技術開発を行ってきました。
また、地震が起きにくいとされていた熊本県で2016年に最大震度7の地震が起きたことを教訓に、耐震等級3×1.25倍を全棟標準仕様として
採用するなど、鹿児島の家族を守る住まいをつくるために、「そなえ・まもり・ささえ」の3つの柱に、高温多湿な気候による夏場の猛暑や
台風、桜島の降灰など厳しい気候を持ち合せる鹿児島の気候風土に合ったひとつ上の安全基準を備えた「災害に強い住宅」への取組みを
進めています。そして、初期保証や長期保証、設備保証、地震建替保証などオーナー様がいつまでも安心して暮らせる保証を提供しているなど、
創業以来、74年間の中で経験した災害や災害復旧を元に研究を重ねてきた姿勢とその高い技術力そして独自のアイデアが高く評価されました。
今後について
「鹿児島を鹿児島に関わる人たちにとって もっと、ずっと住みたい場所にする」を企業使命観に掲げ地域の皆様の住まいづくりに携わってきました。
今後も、「人と自然の調和」をコンセプトに鹿児島の気候風土に合った、良い家づくりと技術の工夫改善を繰り返しながら、
時代を先取りする性能や環境への配慮と共に、家族の絆がつながる住まいをご提案してまいります。