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フロアのレベル差を生かした、充実の空間設計
街中に建つお客様邸。敷地は32坪と決して広くはありませんが、土地を最大限に生かす設計の工夫で、
“明るくて風通しがよく、豊かな空間で快適に暮らすことが出来る住まい”を実現。
2台の駐車スペースと寝室、子供部屋以外にも仕事部屋がほしいという要望を全て叶えました。
使用したい床と家具が先に決まっていたというお客様。
床と家具を中心に空間づくりを進められました。
日当たりや隣家からの目線を考慮し、2階にLDKを配置。
プライバシーを守りながら大きな窓から光を招き入れます。
リビングとキッチン・ダイニングの床に段差を付けることで空間に変化を付けました。
淡い色合いのクロスを随所で黒で引き締め、洗練されたインテリアとなりました。
さらにレベル差を利用して、中3階も設け子供部屋に。中3階の下は収納となっておりリビング収納として使用しています。
「以前は、休みの日になると外に行きたがっていた子供が、今は家が良いと言っていて建てて良かったなと思います。
お手伝いも家がきれいになるねと言って積極的にやってくれるようになりました。」
家族の笑い声が広がる、開放感あふれる街中の暮らしを楽しまれていました。
インテリアを楽しみながら、家事楽の暮らしを
限られた空間の中で、スッキリとシンプルに暮らせるように様々な工夫を凝らしました。
上品かつかわいらしい雰囲気の玄関には土間収納を。
2階の壁掛けテレビは、配線を後ろの仕事部屋に通すことで、
DVDデッキ等の機器類をリビング側から見えないようにしています。
また、リビングとダイニングをあえて離すことで、食後、リビングで一息ついてから
後片付けをしても気にならなくなりました。キッチンやダイニングは水拭きのしやすいシートフロアを採用。
キッチンの天板には人造大理石を使用し見た目の良さとお手入れのしやすさを両立させました。
「住宅設備を取り替えるのは難しいので、耐久性のあるものを選びました。
その分後からでも変えやすい壁紙はお手頃な商品を選んだり、照明は自分達で探して購入したりと、
お金をかける部分のメリハリを付けました。結果、予算内で満足できる住まいが完成しました。」