住まいの脅威であるシロアリ。鹿児島に生息する主なシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。その中でもイエシロアリの被害は激しく、水を運ぶ能力を持つため2階や天井にまで及びます。
シロアリは温暖な気候を好み、鹿児島では4月から10月にかけて活発に活動し、冬場は活動が鈍りますが気温の下がりにくい家屋の温かいところでは、冬場でも活動しています。
●シロアリは水を好む
シロアリの生息には水が必要です。ですので、雨漏りや水漏れが発生している床下はシロアリの発生場所、侵入場所となりやすい部分です。
●シロアリは風を嫌う
シロアリの働きアリに目はなく、触覚を使って活動しています。わずかな風でも体毛が揺れると警戒し風のない場所に移動します。シロアリは風を避け、湿度を維持するため活動場所を土のトンネルで覆います。この土のトンネルを蟻道、土の覆いを蟻土と呼びます。
●シロアリ被害は蟻道・蟻土を見つける
シロアリは床下では、風の当たりにくい基礎の隅部、配管の陰部などに蟻道をつけ侵入します。室内では、柱などの継手部などを蟻道で覆います。この土の小さな塊、蟻道、蟻土を探すことでシロアリの被害が発見できます。
●何でも食害する
シロアリは段ボール、本、畳等も大好物で、ジャガイモ、サツマイモ等の農作物も加害します。また発泡スチロール状の断熱材もよく加害します。その場合、発泡スチロールは食糧ではなく、巣の構成物、蟻道の構成物として利用します。活動に邪魔なものはコンクリートやプラスチック、地下ケーブルなど何でも加害します。
●自分で確かめられるシロアリ被害チェック
◎外回りの樹木や添木に被害がないか定期的に確認を。その他、切り株・枕木や地面に直接おいている木材などには注意が必要です。
◎シロアリは地中から蟻道を作って建物へ侵入してくることが多いので、時々建物の外から基礎に蟻道がついていないか確かめましょう。特に勝手口や玄関周りは念入りに確認をしてください。
◎シロアリは湿気の多いところを好むので、洗面所の床がブヨブヨしたり浴室や玄関の敷居などが柔らかくなっていたりすると要注意です。床や畳、敷居、枠材、玄関かまちも要チェック。
シロアリは早期発見が重要です。気が付いてからでは食害が進んでいます。こまめにチェックしましょう!!
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