こんにちは。ヤマサハウスの広報担当の平野です。
最近、毎日のように
「労働人口の減少」「人手不足」に関するニュースを目にします。
実は建設業界の人手不足は非常に深刻で
・工事現場で稼動する職人
・職人をマネジメント・育成する技術者
ともに不足しており、
住宅着工の減少を上回るペースで
大工が減少すると言われています。
地域から大工がいなくなる。
これは、家を建てるときの工期・費用・品質に
じわじわと悪影響を与えます。
また、家を建てた後のメンテナンスや
災害時の緊急対応が弱くなり
暮らしにくい地域となってしまいます。
そんな状況に対抗すべく、ヤマサハウスは
2017年に大工技能者を育成する会社として
「合同会社 絆工房ヤマサ」を設立いたしました。
この「合同会社 絆工房ヤマサ」では、
「古くて新しい徒弟制度」をコンセプトに、
業界に先駆けた取り組みを多数行っています。
例えば、
①社内大工として雇用し、安定した環境を確保
②充分な座学研修プログラムを用意
③動画や先端ツールを使ったモデリング育成を導入
④ベテラン職人から適切なアドバイスを受けられる体制を用意
⑤社内の倉庫にて、実践練習として模擬住宅をつくる機会を用意
など。
こういった業界の構造的課題を解決するような
環境とプログラムを整備することで、
10年かかると言われていた大工育成を3年で実現し、
若手からベテランまで、意欲や能力(体力)に応じて、
安心して力を発揮し続けることが出来る技能集団を生み出すことを目指しています。
これから先も「本当に良い家」を
ずっとご提供できるよう、
邁進していきたいと思います。