先月、開催された施工勉強会ですが、前回参加出来なかった大工さんや、当社のリフォーム・アフター担当者を集めて、第２回の施工勉強会を実施致しました。
前回の施工勉強会と同じく、テーマは「防水」です。
防水と言ってしまうのは簡単ですが、実は難しい防水。たとえば身の周りにある、ビニール袋を想像してみてください。中に水を入れても、水は出てきません。
それでは、次にそのビニール袋をひっくり返して下さい。
もちろん、水が出てきてしまいます。それを防ぐ為には、持ち手部分を結んだり、テープでとめたり、様々な対処法が考えられます。ですが、この対処法がしっかり出来ていない（例えば、結びが緩い等）と水は漏れてしまいます。
家全体を囲ってしまうような巨大なビニール袋はありません。
ですから、防水シートをつなぎ合わせて、しっかりとしたこの対処法を家全体で行った家が防水性能の高い家となります。
今回の施工勉強会では、このひとつひとつの対処法（施工法）を実際に施工しながら確認をしていきます。
家造りを考える時に、あまり注目されない「防水」ですが、住み始めてからの生活に大きな影響を与えます。是非「防水」についても注目してみてください。
