鹿児島は高温多湿な気候による夏場の猛暑や台風、
桜島の降灰など厳しい気候を持ち合せた地域。
ヤマサハウスは鹿児島の家族を守る住まいをつくるため、
過去の災害復旧の経験をもとに研究を重ねてきました。
自然災害に強く、少ないエネルギーで快適に暮らせる住まいをお届けします。
鹿児島の厳しい気候に負けないヤマサの対策
「シロアリ対策」基礎・床下から侵入をブロック
温暖で湿気の多い場所を好むシロアリ。
鹿児島は全国的に見てもシロアリが多く生息している地域のため、基礎の構造と床下の湿気対策が大切です。
1.土壌処理
建築前、基礎全面を人体に無害な薬剤で土壌処理を行います。
2.防湿シート+ベタ基礎
地中からの湿気を防ぐために、150mmの厚さの「ベタ基礎」を採用し、併せて「防湿シート」も敷き込みます。
3.止水板
基礎の立ち上がりとベースの間にガルバリウム鋼板の止水板を入れます。基礎外周を隙間なく取り囲み、シロアリを侵入させません。
「湿気対策」見えない結露やカビまで防ぐ
壁内に湿気が滞留すると結露やカビが発生し、木材が腐り耐久性を低下させます。
壁内を乾燥した状態に保つ工夫を施しています。
1.外壁通気工法
湿気を含んだ壁内の空気が、太陽の熱で暖められて上昇し、外壁面と屋根面に設けた通気層を通り、外へ放出します。
2.壁内を調湿する2種のシート
放湿・防湿両方の機能をもつ「調湿・気密シート」、壁内の湿気を逃がす「透湿・防水・遮熱シート」を使用。
室内と外気の温度差によって壁内に発生する結露を防ぎます。
「火山灰対策」屋根の耐久性を守る
瓦桟に火山灰が溜まると腐る原因になります。
耐久性を持続させるため、火山灰が流れることを考えた「縦木ずり」を採用しています。
ヤマサハウス仕様の屋根
一般的な屋根
「台風対策」被害復旧の経験を活かした対策
台風に集中豪雨。
鹿児島を襲った過去の災害から学び、研究を重ねて開発された瓦の工法や耐風仕様のアイテムで住まいを守ります。
1.地震・台風に強い瓦留め
瓦を1枚ずつビス留めし、さらに瓦同士の連結力を高め、より強固な耐風性・耐震性を実現。
2.ガラス・サッシ・シャッターも耐風仕様
強度の高いシャッター・雨戸、割れにくいガラスは災害だけでなく防犯にも役立ちます。
サッシは最大瞬間風速57m/sの強い台風に耐え、雨水の浸入も軽減する設計です。
また日射熱を62%カット、紫外線を99.9%カットします。
「猛暑対策」夏も快適&省エネを実現
鹿児島の強い日差しを考慮し、遮熱・断熱性能の高い素材で家全体を包みます。
ガラスやサッシにも工夫を施すことで効果を高めます。
Pick Up屋根遮熱・壁遮熱
屋根と壁に、アルミの力で熱を反射する特殊な遮熱施工を行い熱を溜め込みにくくします。
また冬は熱を逃さず、いっそう暖かく。
Pick Up遮熱ガラス・断熱サッシ
特殊な金属膜を挟み、熱の出入りを抑える「LOW-Eペアガラス」、従来の約2倍の断熱性を持つサッシを採用。冷暖房の効果も高めます。