「会社は学校じゃねぇんだよ!」いいえ、学校です。山佐学校と呼ばれた育成にかける想いをご紹介!
遠い昔、ヤマサハウスの原点でもある山佐木材は地域住民の方々から「山佐学校」と呼ばれていたそうです。学校みたいな会社って、いったいどんな会社なの?当時の精神は今の教育制度に活きているの?採用担当の岩松がご紹介します!
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この記事に登場する人
岩松 綾沙(いわまつあやさ)
管理本部 人材組織開発チーム 主任 2016年新卒入社。
採用担当であり、サイト上の様々な記事のインタビュアーも務める。社員一人ひとりの本音に切り込み、ヤマサハウスのリアルな姿をお伝えできるよう奮闘しています!
40年近く前の先輩たちに、思わず同情してしまいました。
今回は私の一人語りでお送りします!まず、「山佐学校」と呼ばれるようになった背景を昔の大先輩たちに聞いてみたところ、面白い話をたくさん聞くことができました。一番影響が大きかったのは、昭和58年にできた良知塾という独身寮だそうです。
その寮、なんと全員朝5時起床。自分たちでお弁当を作って会社に行き、寮に帰ってきたらみんなでニワトリの世話。寝る前には読書をして体操をする。そんな極めて規則正しい生活を送っていました。寮生同士学びあう風土やあまりの規律の厳しさから、「学校のようだ」と言われていたそうです。
一説によると自衛隊から同情されるほどの規律の厳しさだったとか。ちなみに、当時よく語られていたのがこんな言葉たち…私も当時の先輩たちに同情します(笑)
「誰かが勉強を始めたら皆で勉強すべし。
誰かが筋トレを始めたら皆で筋トレすべし。
誰かが悩めば皆で解決策を考えるべし。
誰かが助けを求めれば皆で助けるべし。
誰かが資格を取れば、皆も何かに挑戦すべし。」
「やってみろやみんなして。
良かと思ったことはやってみらんことには何がわかろか。
悪かときはやめればよか。良かことは続ければよか。
へこたるんな男ん子だ。のさんときのキバイ!」
※「とにかく全員でやってみろ、良いと思ったこともやってもみずに何かがわかるわけがない。悪いときはやめればいい。良いときはつづければいい。へこたれるな、男の子なんだから、きついときこそ頑張れ!」ということだと思います。多分。
育成への想い“だけ”は、今にも受け継がれています。
安心してください。まさか令和の時代に、良知塾時代の価値観やカルチャーは残っていませんから。ただ、唯一残っているのが人材育成に対する強い想い。その想いに裏付けられた各種研修をご紹介します!
■4か月かけて学ぶ!新人研修
すべての部署をローテーションして回る新人研修。ヤマサハウスの全貌を、時間をかけて理解してもらいます。
■毎月実施!職種別のスキルアップ研修
営業職、意匠設計職、インテリアコーディネート職という職種別に分かれて各部署で毎月実施される研修です。
■社内で行う、階層別研修①
スタッフ職、マネージャー職、リーダー職といった階層ごとに期待する役割の認識合わせやスキル獲得のための研修を実施しています。
■外部団体主催の研修に参加!階層別研修②
幹部候補生、戦略リーダー等、役職プラスアルファの役割を期待されるメンバー向けに外部講師を呼んで研修を実施。また育休からの復帰が不安だという声があったので、今年は試験的に育休中メンバーの職場復帰がスムーズにいくようにと、育休社員向けの外部研修を実施しました。
■研修ではありませんが……
鹿児島本店にはビジネス書がびっしり詰め込まれた本棚があり、1000冊以上の本を自由に読むことができます。ちょっとした図書館です。
もちろん、これらの研修制度が完璧だとは思っていません。これからのヤマサハウスにフィットする人材育成の方法を常に模索中です。外部パートナーも含め、たくさんの方の知見もいただきながら、人材育成の方法を常にアップデートしていきたいと思います。