トピックス

インタビュー

社長、事業ビジョンと社員への想いを語ります。

今回登場するのは、2020年に就任したばかりの森社長。これからのヤマサハウスの事業ビジョンや、社員への想いを語っていただきました。

この記事に登場する人

森 勇清(もりゆうせい) ヤマサハウス株式会社 代表取締役社長。
新卒で入社し長年勤めあげ常務を4年担った後、代表取締役社長に就任。自身の子供も現在社会人2年目。つい若手社員に息子の姿を重ねてしまう。

家づくりに関わる全員が、誇れる家を建てていこう。

―社長として、ヤマサハウスをどんな会社にしていきたいですか?

森:グループとしての「郷土が誇る企業をつくる」という使命や、「鹿児島に関わる人たちが、ずっともっと住みたい場所にする」という基本コンセプトはこれからも変わりません。その中で今年のヤマサハウスは「この家は素晴らしいと、社員が思える、関わる人たちが思える、良い家づくりをしよう」というテーマを掲げました。

―社員や職人さんたちが誇れる家づくりをしようということですか?

森:そうです。家づくりに関わる全員が、です。営業も設計もインテリアコーディネーターも工務も職人も全員が連携するパシュート方式で、全員が誇れる家を作り上げていきたい。

―胸を張って誇れる家とは、どんな家でしょう?

森:それはやはり、長く、安心して暮らせる家、3世代持つ家です。我々は新築時30年の無料保証を付けていて、10年、20年、30年ごとの点検と必要なメンテナンスを無料で実施しています。30年以降も、定期診断及び有料メンテナンス工事を行うことで保証を延長し、60年以降の長期保証も可能になっている。

―30年無料保証できる会社は、なかなかないですよね。

森:なぜ我々ができるかというと、実績があるからです。過去に10年、20年と有料メンテナンスを実施し、実績を積み重ねてきた結果、メンテナンスを無料にしても30年保証ができるという裏付けが取れているんですね。新興企業や、新築を建てて30年経過していない会社にはできないことだと思います。

アップデートを繰り返し、全員が夢を叶えられる会社へ。

―社長として、ヤマサハウスで働く社員に「こうなってほしい」という想いはありますか?

森:「自分の夢、キャリアを描けるようになってほしい」という想いが真ん中にあります。せっかくご縁があって入社してきた社員だからこそ、この業界、この仕事を好きになってほしいし、この会社で自分が思い描く理想の未来を掴んでほしい。ただ、最近の若手は少しおとなしいというか、自らのキャリア形成について積極的じゃない印象を受けたんです。

―淡々と働いている感じですか?

森:なんていうんでしょう。「ああしたい、こうしたい」という想いがあっても、それをうまく発信できていないような。そういう状況だったので、入社して3.5か月が経過した7月のタイミングで、自分の未来やキャリアについてどう考えているのか、私主催の場で話を聞く機会を作りました。話を聞く中で、新人もしっかりと未来について考えているんだなと分かった。

―表に出していなかっただけなんですね。

森:だからこそ、そういう機会は新人に限らず定期的に作っていく必要があると思いますし、現場のリーダーたちは、メンバーのキャリア形成のサポートをしてほしいと思っています。私自身、新卒で入社してコツコツと実績を積み重ねていったら、いつの間にか社長にまでなっていた。大卒高卒関係なく、誰にだって企業のリーダーになるチャンスはあると思っています。

―会社として、キャリア形成のサポートとして実施していくことは?

森:社員一人ひとりとの対話を強化していく予定です。先日、働き甲斐やチーム内の課題を吸い上げるアンケートを全社員の186人にアンケートを送ったところ、すぐに160人を超えるメンバーが回答してくれました。その中に、「学習機会をもう少し増やしてほしい」という若手の意見があったんです。

―それは意外ですね。

森:会社としては、研修制度をはじめ十分な学ぶ機会を用意しているつもりでしたし、中間層以上は十分足りていると感じているようですが、改めて若手層に対して学ぶ場を提供していきたいと思っています。また、1on1のミーティングも強化していく予定です。これまでも年2回実施していましたが、それはあくまでも評価のための面談でした。今後は、上司と部下がお互い寄り添う場であり、若手の目指すキャリアや「ああしたい」「こうなりたい」という想いを吸い上げていく場にしていきたい。様々なアップデートを繰り返しながら、社員一人ひとりが夢を描き、それを叶えられる会社を創っていきたいですね。