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社員の幸せ

働きやすい風土は、様々な制度で支えられていました。ヤマサの福利厚生制度をご紹介!

今回登場するのは、ヤマサグループの総務責任者である栁田次長。働きやすい環境づくりのために、グループ総務部としてどんな取り組みをしているのか。制度の紹介と共に制度の背景にある思いまでお伝えします!

この記事に登場する人

栁田 博幸(やなぎだひろゆき) 
山佐ホールディングス株式会社 グループ総務部 次長。
口数が少ないため一見すると冷たい印象に見えるが、実は誰よりもグループで働く社員一人ひとりのことを考えている総務責任者。

社員の不安の芽を潰していく。それが総務の仕事だと思います。

―ヤマサが環境整備に力を入れているのは、やはり社員一人ひとりに長く働いてもらうためですか?

栁田:勤続年数どうこうではなく、いかに一人ひとりがパフォーマンスを発揮できる環境を用意できるかが重要だと思っています。何かしらの不満や不安があると、十分に力を発揮できない。そうした問題をどう潰せるかを考えて試行錯誤をしていれば、自ずと長く働いてくれる社員が増えてくるのかなと思います。グループ総務課としても2年前から「働きやすい職場環境づくり」を目標に掲げています。

―この2年で、新しく生まれた仕組みや制度はあるんですか?

栁田:色々あります。せっかくなので、以前からあった福利厚生制度と合わせてご紹介しますね

■時差出勤制度
チーム内でコミュニケーションがとれているなら、全員が必ず同じ時間に出社する必要なんてない。子育てや親の介護をしていくうえで決められた出退社時刻ではなく、もっと柔軟に生活スタイルに合わせて出退勤できるようにしました。

■レクリエーション補助金
1人あたり上限4000円で毎月飲み会やイベントで使える補助金を出しています。

■建築士資格取得支援制度
試験前、勉強に集中するための特別休暇を取ることができます。また、学校に通う場合は学費を低金利で貸付。資格取得後の評価によっては返済を一定額免除となります。

■時間休制度
有休は1時間単位、代休は2時間単位から取得できるようにしました。夕方プライベートで予定がある日は、15時退勤も可能です。

■休職手当
病気やケガで働けない期間は国から給与の約3分の2が傷病手当金として支給されます。残りの3分の1を会社側で負担する制度です。また、傷病手当金の申請から支給までに時差があるため、その期間無収入にならないように会社側で補填を行っています。

■予防接種半額助成
文字通り、予防接種にかかった金額の半額を会社側で負担します。

■健康診断の実施
当たり前ですが会社負担で行っています。35歳以上の社員は必ず腹部エコーを受けてもらっています。

福利厚生も進化し続けるのが、ヤマサハウスです。

―新しい制度を企画するときは、どうやって社員のニーズを拾っているんですか?

栁田:定期的に全社アンケートを取って拾い上げています。今ある制度に対して「こうしてほしい」という意見はよく出てくるので、その声をもとに変えられる部分から随時変えていっていますね。

―今後、さらに変えていきたい部分はありますか?

栁田:タレントマネジメントのシステムは導入していきたいですね。社員一人ひとりの理想のキャリア選択と全社視点での人材配置の適材適所。その双方を叶えていくためにはシステムで全体感を正確にとらえる必要があると思っています。また、定年廃止も早ければ来年度から実施される予定。希望すれば現役の頃と同じように働き続けることができますし、昇進も可能です。私も、今の福利厚生がベストだとは全然思っていません。これからも時代と社員のニーズの変化に合わせて、試行錯誤を続けていきたいと思います。