職種別座談会。工務・施工管理編!
今回の職種別座談会は、工務・施工管理グループ編。建築現場の人材、コスト、利益、スケジュールのすべてを管理する現場監督。簡単な仕事ではないし、壁にぶつかることも多い。そんな施工管理に向いているのはどんな人なのか?3人の先輩に聞いてみました!
INDEX
この記事に登場する人
野﨑 由紀(のざきゆき)工務部 施工技術開発・業務統括・積算課 主任 2018年中途入社
原口 健作(はらぐちけんさく)工務部 次長 1998年新卒入社
内海 辰徳(うちうみたつのり)工務部 施工管理課 係長 2006年新卒入社
施工管理って、実はサービス業でもあるんです。
―野﨑さんは中途入社ですよね?中途だからわかる他社とヤマサハウスの違いって何ですか?
野﨑:前職はどちらかというと営業系の会社。ヤマサハウスは技術系の会社かなと思います。売上以上に、お客様に良い家を提供することを大事にしている。台風対策の改善項目をまとめて全ての家づくりに反映するとか、普通はなかなかできません。前職では9年間、設計から現場管理までを担当していたので、その経験を活かして良い家とは何か、を追求していきたいと思い転職を決意しました。
―なるほど。では、ヤマサハウスの工務部に向いている人はどんな人でしょうか?
内海:あんまり生真面目な人は向かないかもしれない。全部自分の中で抱え込んで悩んでしまう人とか。家づくりってどうしても一人ではできないので、協力業者さんをはじめ色んな人に動いてもらわないといけないんです。その過程で壁にぶつかることは必ずある。そんなとき、悩みを発散できる人の方が向いていると思います。愚痴でもなんでも遠慮なくぶつけてきてほしいですね。
野﨑:確かに、同僚や上司をどんどん巻き込んでいける人の方が楽しんで仕事している印象。
原口:わかりやすい元気の良さも大事ですよね。現場監督の仕事は、職人さん、お客さん、ヤマサの営業職や設計士など本当に多くの人と関わる仕事。すべての関係者の横の連携をまとめていくような役割です。だからこそ、挨拶をはじめとしたサービス業の資質も必要なんですよね。
―なるほど、それは意外でした。
施工管理って、実は社長業でもあるんです。
野﨑:施工管理職は現場代理人という立場で現場に入ることも多い。現場代理人とは経営者の代理人のこと。つまり、社長の代理で現場のすべての責任を背負うことになる。大変な仕事ではあるけど、その分やりがいも大きいんですよ。
内海:その自覚と責任感は確かに求められますよね。家を建てるためのコストも人的リソースもすべて自分で管理しなければいけないので、自営業の社長のようなイメージです。その責任の重さを早期に自覚できる子が活躍していますね。
原口:完全に私の私見ですが、チームスポーツやっていた子って現場監督向いていると思うんですよね。野球とかサッカーとか。礼儀作法もしっかりしているし、チームワークも大事にできるし、元気もある。ちなみに私も野球部です(笑)
―なるほど(笑)
原口:あとは、この仕事を好きになれるかどうか。好きな仕事なら、わからないことは多少残業してでも覚えようとするし、職人さんにも積極的に質問できる。仕事が好きじゃなければそれだけの積極性は出てこないですよね。
ヤマサの家づくりは難しい。だからこそ成長できる。
ーこの仕事を楽しんでもらえるように、会社側ができることは何でしょう?
内海:私たち先輩側の問題でもありますよね。後輩や若手から遠慮なく悩みをぶつけてもらえるくらい、信頼関係ができているのか。こちら側から積極的に声掛けをしていくことも必要だと思っています。
野﨑:話を聞く機会はもっと設けていきたいですね。転職者の目から見ても、ヤマサハウスは上司との面談が定期的にあるので、普段言いにくいことを面談で話せたりするのですが、普段からちょっとした悩みを拾えたらそっちの方がいいに決まっているので。
―最後に、施工管理を志望する方に、他の住宅メーカーではなくヤマサをお勧めできるポイントは?
内海:家の性能に関しては本当に自信を持ってお勧めできます。だからこそ建てるのが大変なんですけどね。ヤマサの仕事を経験すれば、きっと他社の仕事はたいていこなせると思いますよ。それだけ、ヤマサの施工管理の知識、対応力はレベルが高いと自負しています。
野﨑:安全基準も耐震基準も高いレベルを求められますからね。
原口:そうした技術レベルの高さは、自分自身の誇りにも繋がっていきます。施工管理として一流のレベルを目指す人は、ぜひうちに来てほしいですね。