職種別座談会。工務・施工管理編!

今回の職種別座談会は、工務・施工管理編。建築現場の人材、コスト、利益、スケジュールのすべてを管理する現場監督。簡単な仕事ではないし、壁にぶつかることも多い。そんな施工管理に向いているのはどんな人なのか?ベテランの先輩に聞いてみました!
INDEX
この記事に登場する人
原口 健作(はらぐちけんさく)工務部 部長 1998年新卒入社
内海 辰徳(うちうみたつのり)工務部 施工管理課 係長 2006年新卒入社
施工管理って、実はサービス業でもあるんです。
―ヤマサハウスの工務部に向いている人はどんな人でしょうか?
―ヤマサハウスの工務部に向いている人はどんな人でしょうか?
内海:あまり生真面目すぎる人は向かないかもしれません。家づくりは一人ではできないので、協力業者さんをはじめ、いろんな人に動いてもらう必要があります。その過程で壁にぶつかることもある。そんなとき、悩みを発散できる人の方が向いていると思います。愚痴でもなんでも遠慮なくぶつけてきてほしいですね。
原口:わかりやすい元気の良さも大事です。現場監督の仕事は、職人さん、お客さん、営業職や設計士など本当に多くの人と関わる仕事。すべての関係者の横の連携をまとめていくような役割です。だからこそ、挨拶をはじめとしたサービス業の資質も必要なんですよね。
―なるほど、それは意外でした。
施工管理って、実は社長業でもあるんです。
内海:施工管理職は、現場のすべてを管理する責任者。家を建てるためのコストも人的リソースもすべて自分で管理しなければいけないので、自営業の社長のようなイメージです。その責任の重さを早期に自覚できる人が活躍していますね。
原口:完全に私の私見ですが、チームスポーツをやっていた人って現場監督に向いていると思うんですよね。礼儀作法もしっかりしているし、チームワークも大事にできるし、元気もある。ちなみに私も野球部です(笑)
あとは、この仕事を好きになれるかどうか。好きな仕事なら、わからないことは自分の時間を精一杯使って覚えようとするし、職人さんにも積極的に質問できる。仕事が好きじゃなければそれだけの積極性は出てこないですよね。
ヤマサの家づくりは難しい。だからこそ成長できる。
―この仕事を楽しんでもらえるように、会社側ができることは何でしょう?
内海:私たち先輩側の問題でもありますよね。後輩や若手から遠慮なく悩みをぶつけてもらえるくらい、信頼関係ができているのか。こちら側から積極的に声掛けをしていくことも必要だと思っています。
原口:施工管理として一流のレベルを目指す人は、ぜひうちに来てほしいですね。ヤマサの家づくりは、性能・安全・耐震などすべてにおいて高い基準が求められます。たとえば、台風対策の改善項目をまとめて、すべての家づくりに反映するような取り組みも行っています。売上だけでなく、お客様に本当に良い家を提供することを大切にしている会社です。それだけに、施工管理としての知識や対応力も自然と鍛えられる。技術レベルの高さは、自分自身の誇りにもつながっていきます。