大掃除前に知っておきたいコツ1

大掃除を意識する季節。年末は何かと忙しいので計画的に取り組みたいもの。
今回は改めて掃除のコツをご紹介します。

Point.1 奥から手前へ
効率よく掃除をするなら奥の部屋から掃除をすることがポイントです。奥というのは玄関から遠い部屋です。2階建てなら2階から1階へ進めましょう。奥から進め、最後に玄関へ掃き出しましょう。

Point.2 上から下へ
これは、大掃除に限らず掃除の基本です。ホコリは上から下へ落ちてくるので天井から始め、照明、家具…と進め最後に床を掃除しましょう。

●洗剤の種類

汚れによって最適な洗剤は違うもの。知らないで使うと危険なことも!
洗剤の区分と特徴を知っておきましょう。

液性による区分
・アルカリ性洗剤
油汚れ、カビ等のしつこい汚れに対して使用します。効果は非常に高いですが、皮膚や目に刺激が強いので使用時には必ずゴム手袋とゴーグルやメガネをかけましょう。洗浄するものを傷める可能性があるので、少量を使用して見極めてください。

・弱アルカリ性洗剤
軽い油汚れや手垢、皮脂を落とす用途で使用され、よくキッチン周りで使われます。クレンザーにも使用されていることが多く肌が敏感な人はゴム手袋を使用しましょう。

・中性洗剤
食器洗いやフローリング、浴室の掃除で使われます。洗浄力は他と比べて劣りますが、安全性が高いです。

・弱酸性洗剤
使用頻度も低く、市販ではあまり売られていません。浴室の石鹸カスを落とす洗剤として使用されます。

・酸性洗剤
主にトイレで使用されます。尿石や水垢、鉄サビの除去に効果的です。アルカリ性洗剤と同様に、使用には十分に注意しましょう。特に塩素系漂白剤とは「混ぜるな危険」として有名です。塩素ガスが発生して、死亡に至ったケースもあります。

種類による区分
漂白剤 「塩素系」「酸素系」「還元型」の3種類があります。
□塩素系…カビ除去に使用します酸性洗剤とは「混ぜるな危険」なので注意しましょう。
□酸素系…効果が穏やかで色落ちも基本的にありません。除菌・消臭効果もあるので食器から洗濯まで幅広く使用されます。
□還元型…還元型はサビや黄ばみを除去する際に使用します。色落ちがする場合があるので材質を見極めて使用しましょう。

洗浄剤
カビや油汚れ、サビ等のしつこい汚れを落とすのに使用します。強いアルカリ性または酸性の洗剤ですので、使用上の注意をよく読んでお使いください。

・クレンザー
洗浄+研磨効果があります。粉末タイプとクリームタイプがあり、クリームタイプの方が、効果は低いですが安全性が高いです。

・合成洗剤
主成分は界面活性剤で、洗浄物とよごれを引き離す効果があります。

コツ2では、大掃除の時間が取れない忙しい方へのピンポイント掃除についてです。→コツ2

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